ホーム > ライフプランニング > 相続の現実、あなたはどう考えますか?

ライフプランニング

相続の現実、あなたはどう考えますか?

相続が「争族」にならないように、なんてことを言う様になりましたが、相続でモメる事例が増えています。遺産の多寡は関係ありません。相続税を払わなくてもいい程度の金額だったとしてもモメることは多々あります。裁判所の司法統計によると平成25年度において家庭裁判所で争われた相続事件は8951件、そのうちで遺産の額が1000万円以下が2894件(32.3%)これが現実です。

今どきの時流ですと、できれば遺言書を作っておいてください、それが無理ならせめてエンディングノートを書いてくださいという方向になるわけですが、いわゆる終活を行ったからといって自分が死んでも100%揉め事は起こらないかというと、世の中そう簡単でもありません。被相続人(亡くなった方)の意思があるのならとりあえずそれに従うか、という意味合いで話の方向は決めやすくはなります。しかし考えてみれば、親が思っている ことと子供が考えていることが全く同じだと思いますか?そんなことはないと皆さん実感しているはずですよね(笑)。また兄弟のなかでも考え方や立場はバラバラ。遺言書やエンディングノートがあったとしても、相続人のあいだにしこりが残る場合もあります。

一般的に相続の話は年配の方を対象にすることが多いわけですが、自分の経験も踏まえると相続する側の立場で考えておくことも必要だと感じています。 相続する子の立場から見ると、特に親と同居されている方、二世帯住宅を建ててお住まいの方には、留意すべき事項がいくつかあります。他の相続人との関係、 住宅 ローンの組み方、登記の状況などで、いざ相続が起こった場合に思っていたのと全く違った結果になることが考えられます。この様なことから、私としては親が生きているうちに相続について考えておくことが大切だと考えています。親が死んだときのことを考えるなんて不謹慎 だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いつかは確実に起こることです。そして相続は税の面からだけで考えると思わぬ落とし穴があったりしますので、いろいろな角度から見ていく必要があります。そんな時に幅広い知識を持ったFPがお役に立てます。

いちど考えてみてはいかがでしょうか。

わからない事、詳しく知りたい事などありましたら、お気軽にお問い合わせください。右上のお問い合わせフォームからどうぞ。

ライフプランニング

家を建てる前にご相談!

オフィスかんざいは、お金で失敗しない家選び、ファイナンシャルプランニングを応援!消費者、生活者の立場を第一に考えたサービスを提供します。お気軽にお問い合わせください。

インターネットからのお申込み 相談を申し込む
ページトップ